今住んでいる戸建ての家を売って、マンションに住み替えたいなと考える方は多いようです。
住み替えにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
住み替えを行う際には、
戸建て売却とマンション購入のどちらから先に進めていけばいいのか。
なぜ今住んでいる戸建てからマンションに住み替えたいなと考えるのか
戸建てにはないマンションのメリットを紹介していきます。
その1.メンテナンス
戸建てに長い期間、快適に住むにはメンテナンスが必要...
●外壁塗装 ●シロアリ対策 ●内装や水回 ●雨漏り対策 ●雨どいの修繕などなど
上記に加え状況に応じて戸建は自身でメンテナンスを行う必要があります。
マンションだと、管理会社が共用部や外壁のメンテナンス等全て管理します。
設備に問題が起きた時は、管理組合の代表である理事会を通して改善、の依頼が出来ます。理事会で認められれば修繕積立金から費用を負担して修繕が出来ます。
この様にマンションの方が戸建に比べ自分で行うメンテナンスが少ない様です。
その2.セキュリティ面
戸建てとマンションの違いにはセキュリティの違いがあります。マンションの多くはオートロックがあります。そして、警備会社と連携し監視カメラ、防犯カメラの設置
許可された階層以外には立ち入る事が出来ないようなシステムを導入しているマンションも有ります。
この様に、マンションはセキュリティに重点をおいていて安心して暮らせる空間です。
それに比べて、戸建ての場合はどの角度からも敷地内に入りやすく、比較的窓も多い事から室内への侵入経路も多いと言えます。
また、植木や、フェンス、塀、などがある家は、侵入されてしまうと死角になってしまい
異変に気付く事が難し様です。
そういった事から安心出来る生活環境を求め、戸建てからマンションへ住み替える方が多いようです
その3.子どもが独立後の生活スタイルの変化
子どもが巣立って夫婦2人で生活の場合、部屋が余ってしまいます。
また、2階、3階建ての場合元々子供部屋が上の階である事が多く、使用されにくくなくなり、使用しない部屋は劣化が進んでしまうので注意が必要です。
その点、マンションはワンフロアで、生活しやすく掃除も戸建てより楽というメリットもあります。
一度、平面での生活に慣れると階段がある生活には戻れない!という声をよく耳にします
<マンションのデメリットは??>
その1.管理・修繕費がかかる
メンテナンス工数が少ないのがマンションのメリットですが、
その分管理・修繕費が毎月かかります。
しかし、費用については戸建て住宅であったとしてもメンテナンス費用がかかるため、
一概にマンションだけのデメリットとはいえません。
しかし、戸建ては修繕のタイミングやかける費用は自由です。
最低限の修繕で済ます人もいれば、お金をかける人もいます。
マンションは、管理費、修繕費の額が管理組合によって決められています。
その2.住民トラブル
マンションは上下左右には他人が住んでいて、
生活音などのトラブルに常に注意して生活する必要があります。
また、廊下やエントランスは共有部分となるため、ほかの住民に迷惑をかけないよう、
ある程度気を使って生活していくことに。
このように、戸建て住宅に比べるとトラブルのリスクが高くなります。
その3.管理規約と使用細則に従う必要がある
マンションで生活するには、管理規約と使用細則に従う必要があります。
管理規約はマンション全体を運営する際に必要なルールが記載されており、
理事会の選任方法や管理修繕費の扱い方、共有部分などについて記載されています。
使用細則には楽器の演奏時間やペットの飼育についてなど、
日常生活の決まり事が記載されています。
戸建て住宅よりも決まりごとが多く窮屈な生活を感じることがあるかと思います。
そして定期的に管理組合の役員が回ってきます。
マンションによっては夏祭り等のイベントがあり休日を準備等に充てなければならない事も。
住み替えは売却と購入どちらを先にするべき?
戸建て住宅を売却してマンションを購入する際に問題は、
売却と購入のどちらを先にするかです。
売却を先にする場合と購入を先にする場合に、
それぞれの注意点などを紹介していきます。
先に購入の場合
注意点は売却前にマンションを購入するので、住宅ローンが二重になってしまうかもしれません。
マンションを先に購入する場合は仮住まいをする必要がないので
効率よく引っ越せます。
売却金を次の購入資金にあてられないので購入を先に進めたい方は、
資金に余裕があるときに検討するとよいですね。
先に売却の場合
先資金に余裕がない場合は売却を先に行うのが賢明です。
売却する場合は、売却代金を住み替え先のマンションにあてられるため、
マンションの購入計画を立てやすくなります。
購入より先に売却できた場合は住む場所がなくなってしまうので、
新居の引き渡しまでに仮住まい先を見つける必要があります。
ポイントは資金計画!
売却が先か購入が先かは住み替え計画によって大きく異なります。
欲しいマンションがだいたい決まっていて、
戸建て住宅のローンがないのであれば購入を先にしたほうがよいでしょう。
イイ!!と思った物件はすぐに買い手がつきます。購入できる状態であれば、
すぐに動いたほうがよいです。一方、売却代金をあてにした住み替え計画であれば売却を先にする必要があります。売却か購入のどちらを先にするかは、資金計画が立てられるかどうかがポイントとなります。
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